助動詞をともなう過去の表現(助動詞+have+過去分詞)
現在のことを表す助動詞の過去形
過去形の助動詞は、過去のことを表す場合もありますが、現在のことを表すことも多いです。たとえば、may の過去形である might では次のような文が考えられます。
- It might snow in Aomori.(ひょっとしたら青森では雪が降っているかもしれない)
このように、助動詞の過去形を使って現在のことを表している場合、過去のことはどのように表せばよいのでしょうか。
助動詞+have+過去分詞 で過去のことを表す
助動詞の過去形を使って現在のことを表している場合、過去のことを表すには、助動詞+have+過去分詞という形を使います。
この have+過去分詞 は完了形の働き、つまり現在から過去を振り返る働きがあるので、過去を表すと考えればよいでしょう。
過去の推量を表すもの
- may have done (~したかもしれない)
- might have done (ひょっとして~したかもしれない)
- can't have done (~したはずがない)
- must have done (~したにちがいない)
過去の後悔を表すもの
- should have done (~すべきだったのに)
- ought to have done (~すべきだったのに)
- need not have done (~する必要はなかったのに)
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”助動詞をともなう過去の表現(助動詞+have+過去分詞)”の添削例-
2015年10月17日 に添削された答案危ないところで3時の急行に間に合った。もし乗りそこねていたら、今日中には戻れなかっただろう。 I was barely in time for the three o'clock express. Had I missed it, I couldn't have get back today.「戻れなかっただろう」と過去の推量を表しますので、have の後は過去分詞形になります。
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2015年10月10日 に添削された答案あなたは私のためにそのような高い誕生日プレゼントを買う必要はなかったのに。 It was not necessary for you to buy such an expensive present for my birthday.「...を買う必要はなかったのに」という文からは、「実際に買ってしまった」という意味が言外に含まれています。書いていただいた英文は、単純な過去の「〜買う必要はなかった」という意味の文で、その文ではこうした含意は表現できません。助動詞+(not)+have+過去分詞 という形であれば、過去にすでにやってしまったことに対して、使う助動詞の意味によって「〜すべきではなかったのに」「〜する必要はなかったのに」などの意味を表すことができます。
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2015年10月4日 に添削された答案あなたは私のためにそのような高い誕生日プレゼントを買う必要はなかったのに。 You needn't buy such an expensive birthday present for me.過去の話なので助動詞+have+過去分詞で過去のことを表しましょう。
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2015年9月30日 に添削された答案彼とは以前どこかで会ったことがあるかもしれませんが、どこだったか思い出せません。 I might see him somewhere before, but I can't remember where I saw him.「会ったかもしれない」という、過去の事柄に対して「かもしれない」と言いたい場合は、might の後に have をつけ、その後の動詞を過去分詞にします。might see だけですと、「会うかもしれない」という意味になります。
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2015年9月5日 に添削された答案彼がそう言ったはずがない。 He never said so.「~したはずがない」は〈cannot have + 過去分詞〉で表すことができます。He never said so. ですと「彼は絶対そう言わなかった」という意味になります。
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2015年9月4日 に添削された答案彼がそう言ったはずがない。 He shouldn't have said that.shouldn't have [過去分詞] は「〜すべきではなかった」という意味で、つまり「(実際に)〜してしまったけど、それは良いことではなかった」という意味です。今回の問題文は、「〜した」ということを否定し「〜したはずがない」と言っていますので、全く意味が違ってきてしまいます。「〜したはずはない」は cannot have [過去分詞] です。口語では can't になります。
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2015年9月4日 に添削された答案彼がそう言ったはずがない。 He must not say so.「言った」はずがない、ですから、現在形の say ではなく、もう1つ前の時制を表せる have said にしましょう。must not は助動詞ですから、その後は(形式上)現在形でなければならず、単なる said(過去形)は置けません。have said であれば、have の部分が現在形ですから、文法的にも成り立ちます。
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2015年9月4日 に添削された答案彼がそう言ったはずがない。 He never says so.「~したはずがない」は〈cannot have + 過去分詞〉で表すことができます。He never says so. ですと「彼は絶対そう言わない」という現在のことを表すことになります。
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2015年9月4日 に添削された答案彼がそう言ったはずがない。 He should have not said such a thing.「~したはずがない」は〈cannot have + 過去分詞〉を使います。shouldn't have 〜は「〜するべきではなかった」という意味になります。
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2015年8月30日 に添削された答案彼女はその本を読んだことがないかもしれないよ。 I think that she may not have read the book.may not have read で「〜かもしれない」という推量を表しているので、I think that は不要です。
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