使役動詞 make have get let (させる、してもらう)の使い方
使役動詞とは
使役動詞には、 make, have, get, let の4つがあります。 以下で、それぞれ確認していきましょう。
make の意味と例文
make は「(無理にでも強制的に)~させる」という意味です。
<make+目的語+原形不定詞>の形をとります。
- My mother made me study.(母は私に無理矢理勉強させた)
make の受動態は、原形不定詞が to 不定詞に変わります。
- I was made to study by my mother.(私は母に無理矢理勉強させられた)
have の意味と例文
have は「(当然してもらえることを)~してもらう、させる」という意味です。以下2つの使い方があります。
1. <have+目的語+原形不定詞> 目的語には「人」がきます。
- I will have him repair my car.(彼に私の車を修理してもらおう)
2. <have+目的語+過去分詞> 目的語には「物」がくる場合がほとんどですが、意味によっては「人」もきます。
- Taro had his wallet stolen.(太郎は財布を盗まれた)
have はどちらの使い方でも受け身にできません。
get の意味と例文
get は「(説得などをして、なんとか)~させる」という意味です。
<get+目的語+to do>の形をとります。
- I get my brother to do my homework.(私は弟に私の宿題をやらせます)
get も受け身になりにくい動詞です。
let の意味と例文
let は「(相手がしたがっていることを)~させてやる」という許可を表します。
<let+目的語+原形不定詞>の形をとります。
- My father let me buy a new bag.(私の父は新しいかばんを買うのを許可してくれた)
let の受動態は極めてまれで、be allowed to などを用いるのが普通です。
- I was allowed to buy a new bag by my father.(私は父に新しいかばんを買うのを許可してもらった)
※Let us ~ と Let's ~
Let us ~ は「我々に~させてくれ」という使役動詞ですが、Let's ~ は「~しよう」という勧誘を表します。
- Let us know what you said.(あなたが何と言ったのか我々に教えてくれ)
- Let's eat breakfast.(朝食を食べよう)
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”使役動詞 make have get let (させる、してもらう)の使い方”の添削例-
2015年10月12日 に添削された答案この洗濯機を修理してもらうのにいくらかかりましたか? How much did it take to have this washing machine to repair?have <物><状態(現在分詞/過去分詞)> で「物 を ... の状態にしてもらう」という意味になります。
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2015年10月11日 に添削された答案兄は自分のアメを僕に食べさせてくれなかった。 My elder brother didn't let his candies eat for me.let A do という語順で A に do させるという意味になります。
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2015年10月10日 に添削された答案兄は自分のアメを僕に食べさせてくれなかった。 My elder brother didn't let his candy eat me.〈let 人 動詞の原形〉で「人に~させる」という意味になります。
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2015年9月24日 に添削された答案コーチは次の大会に新人を出場させることを提案した。 The coach suggested that he should let the new member as a player in the next game.let は「〜させる」という意味で使いますが、let 人 動詞 という使い方をします。今回書いていただいた文では let 人 の後の動詞がありませんでした。
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2015年9月16日 に添削された答案コーチは次の大会に新人を出場させることを提案した。 The coach proposed that compete the newcomer in the next game.that の後には主語、動詞が続きます。許可の意味をもつ使役動詞 let を使って
としましょう。意味は「人に〜するのを許す」ですね。 -
2015年7月26日 に添削された答案私は昨日肉を焼いた。 I have meat grilled yesterday.<have+目的語+過去分詞>は「目的語を〜してもらう」という意味で使います。例えば、I had my hair cut. で「わたしは髪を切ってもらった」となります。ここでは「わたしが焼いた」なので動詞の過去形で言うことができます。
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2015年6月29日 に添削された答案アンナ(Anna)はかばんを盗まれた。 Anna had her bag be stolen.人を主語にして、「その人の物」が「〜される」、「〜してもらう」という場合には、〈人 + have + 物 + 過去分詞 〉で表します。
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2015年6月19日 に添削された答案兄は自分のアメを僕に食べさせてくれなかった。 My brother gave me his candy.My brother gave me his candy. ですと「兄は僕にアメをくれた」という意味で問題文とは逆の意味になってしまいます。 「食べさせる」は let me eat や、allow me to eat と表現できます。それを否定文にするので didn't let me eat, didn't allow me to eat となります。
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2015年6月18日 に添削された答案兄は自分のアメを僕に食べさせてくれなかった。 My older brother didn't give me his candy.「くれなかった(=与えてくれなかった)」と「食べさせてくれなかった(=食べるのを許してくれなかった)」は、意味が違います。ここでは、使役の let を使って表現します。
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2015年6月18日 に添削された答案兄は自分のアメを僕に食べさせてくれなかった。 My elder brother didn't make me eat his candy.make は(強制的に)〜させる、というニュアンスになります。make me eat his candy は、まるで、嫌がっている弟(私)の口を無理やりあけさせて飴を入れる、ような印象があります。そうではなく、弟(私)が食べたいなら自由にそうさせてやる(それを許す/認める)、というのが今回の問題文のニュアンスですから、その場合は make の代わりに let を使います。let の場合も動詞の前の to は要らず、いきなり動詞の原形を書きます。
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