「形式主語のit 」の使い方

主語となる名詞節が文頭にもってくるには長すぎる場合、主語のあるべき文頭にit を置き、実際の主語を文末に移します。このときのit は形式的な主語として機能しています。

it を形式主語として用いる構文はさまざまありますが、ここでは“It is 形容詞 for/of 人 to 不定詞”、“it is 形容詞 that節”について説明します。

“it is 形容詞 for/of 人 to不定詞”

To be an movie star in Japan is difficult for you.(あなたが日本で映画スターになるのは難しい。)

文法として誤りではありませんが、このような主語の長い文章はスマートとは言いがたく好まれません。そこで、形式主語のit の出番です。

この文の主語である“To be an movie star in Japan”を“it”に置き換え、

  • It is difficult for you to be an movie star in Japan. (あなたが日本で映画スターになるのは難しい。)

訳すときには形式主語を無視し、後半に回された本来の主語(真主語)をもともとの文意の通りに冒頭で述べるのがお約束です。

  • It is very kind of you to come here and help me.(助けに来てくださってありがとう。)

“it is 形容詞 that 節”

上で挙げた to 不定詞と同様、that を最初に置くことで名詞節を構成することができます。

that 節を主語とした場合、

That you got up early this morning is surprising.(君が今朝早起きしたとは驚きだ。)

これも、主語が頭でっかちになっているので、“it is 形容詞 for/of 人 to不定詞”の構文と同じように、真主語を文末に移動し、形式主語のit を文頭に置きます。

  • It is surprising that you got up early this morning. (君が今朝早起きしたとは驚きだ。)

とするとスマートです。

  • It is said that they came from Mars.(彼らは火星から来たと言われている。)

これは英語で何と言う?

9時までに家に帰らなくてはいけません。

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