must と have to の意味の違い

must、have to はどちらも「~しなければならない」という意味で用いられる助動詞ですが、その強制の度合いに違いがあります。

must は「どうしても~しなければならない」という非常に強い強制の意を表し、よほどのことがないかぎり会話で相手に対して用いることが控えられる表現です。対して have to は「行うこと(to do)を持っている(have)」という語句の成り立ちからもわかるように、「しなければならないことがある」という状態を表すため強制の度合いは must に比べて弱くなります。

さらに、must には話し手の意志が多く含まれるのに対し、have to は外的な要因によって義務が生じている場合に使われるという違いもあります。

  • We must eat.(我々は食わねばならない。)
  • You must go now.(君は今行かなければならない。)
  • I have to do my homework, but I'll eat this cake before that.(宿題をしなきゃいけないんだけど、その前にケーキを食べちゃおう。)

must と have to の用法の違い

must には語形変化がないため、一般的には現在時制または過去時制の従節などでしか使われません。よって、過去時制の主節未来時制完了形で「強制」の意味を表すときには must の代わりに have to が活躍します。

  • We had to get up early this morning.(私たちは今朝、早起きをしなければならなかった。)

must not と don't have to の違い

must not はネガティブな意味での強制=「禁止」を表します。

don't have to は「不必要」を表します(need not よりも口語的な表現)。have not to は、一時的なことを表す場合にイギリスで用いることがありますが、アメリカではほぼ使われない表現です。

  • You must not press the key.(このキーを押してはいけません。)
  • You don't have to apologize to him.(彼に謝る必要はないよ。)

これは英語で何と言う?

9時までに家に帰らなくてはいけません。

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