助動詞 ought to の意味と使い方
ought to の使い方
ought は義務・推量などの意味で使い、通常は後に to 不定詞が続きます。否定形は ought not to 。過去形はなく、時制の一致が必要な場合にも、従節の中ではそのままの形で使われます。
義務:「~すべきだ」
should よりも若干意味が強く、一般的にはshould のほうが多く使われます。くだけた言い方では [ˈɔ(ː)tə] と発音します。
- We ought to live within our given circumstances.(我々は収入相応の暮らしをすべきだ)
- We ought not to live beyond our means.(我々は収入不相応の暮らしをすべきではない)
- Ought I to notify the office about my leave of absence?(住所変更を郵便局に通知すべきでしょうか)
- She said I ought to eat less.(彼女が私はもっと食べる量を減らすべきだと言った)
義務の〈ought to have +過去分詞〉
「~するべきだったのに(結局しなかった)」という意味を表します。
- You ought to have explained yourself.(あなたは申し開きをすべきだったのに)
- The sensitive case ought not to have been disclosed.(この繊細な件については公にすべきではなかったのに)
推量・当然:「当然~のはずだ」
should と同様の使い方をします。
- He ought to succeed if nothing goes wrong.(間違いがおこらなければ、彼は当然成功するはずだ)
- You ought to be thirsty now, since you ran a whole marathon.(フルマラソンをしたのだから、喉がかわいたでしょう)
推量の〈ought to have +過去分詞〉
完了の推測:「~してしまったはずだ」
- The plane that left this morning ought to have arrived in San Francisco by now.(今朝発ったジャンボジェットはいまごろは当然サンフランシスコに着いているはずだ 〔着いていなければ変だ〕)
事実に反する結果:「~したはずだったのに」
- Where can they be? They ought to have come by now.(彼らは一体どこにいるのだ。今ごろはもう来ているはずだったのに)
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