分詞構文とはなにか

現在分詞(doing)や過去分詞(done)が、そのもととなる動詞の意味にプラスして接続詞の意味(理由、時、条件、譲歩、付帯状況)をもち、全体として副詞句として使われることがあります。これを、分詞構文といいます。分詞構文を使うと、(英語に慣れた人にとっては)文章が簡潔になって流れがよいという効果があるようです。

  • Walking along the street, I met an old friend of mine.(道沿いに歩いていると旧友と出会った)
  • Born in America, he is proficient in English(アメリカで生まれたので彼は英語が上手だ)

ただし、分詞構文は

  1. 接続詞を明示しないため意味があいまいになること
  2. 文語体であり会話ではふつう使われないこと

から、基本的には普通の日本人が普通の英語を書く際には使わないほうがよいでしょう。スピーチ原稿や論文などを書かなければいけないほど、英語が上達してから使うのがよいでしょう。

分詞構文の使い所

ただし、付帯状況(~しながら)慣用表現に関しては、よく使われ通りもよいため、むしろ積極的に使って行ったほうがよいです。

付帯状況を表す分詞構文

  • She was standing by the school gate looking at him.(彼のことを見つめながら彼女は校門のそばに立っていた)

分詞の意味上の主語が、主節の主語と異なる場合、分詞の主語を書いて一つの節のように書くことができます。これを独立分詞構文といいます。特に、付帯状況を表す独立分詞構文では、with を付けた形を取ることが多いです。

  • She sat on the chair, her legs crossed.(彼女は足を組んですわっていた)
  • She sat on the chair with her legs crossed.(彼女は足を組んですわっていた)

慣用表現として使われる分詞構文

  • according to~(~によれば)
  • considering~(~の割には)
  • concerning~(~に関して言えば)
  • frankly speaking(率直に言えば)
  • strictly speaking(厳密に言えば)
  • roughly speaking(おおざっぱに言えば)
  • generally speaking(一般的に言えば)
  • judging from~(~から判断すれば)
  • talking of~(~と言えば)
  • speaking of~(~と言えば)

これは英語で何と言う?

9時までに家に帰らなくてはいけません。

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