ハイフンの使い方とルール
複合語を作る場合のハイフン
American football player は、「アメリカ人のサッカー選手」なのか「アメリカンフットボールの選手」なのかが判断できません。
そこで、ハイフンを使い、「アメリカ人のサッカー選手」なら American football-player 、「アメリカンフットボールの選手」なら American-football player と複合語を作ることによって内容を明らかにすることがあります(ハイフンの前後にスペースを入れることはありません)。
ただし、high school student のように、誤解が起きないものについては、ハイフンは使いません。
なお、ハイフンの後ろが同じである複合語を接続詞でつなぐときには、ハイフンは省略しません。
mid-term and long-term schedule (中期および長期計画)
mid- and long-term schedule (中長期計画)
(mid and long-term schedule …×)
アルファベット1文字を単語の先頭につける場合のハイフン
単語の頭文字や、U字型のように字形を修飾語として使う場合には、ハイフンでつなぎます。
T-bone steak(Tボーンステーキ)
U-turn(Uターン)
e-mail(eメール)※email とも書きます。
接頭辞の区切りとして使う場合のハイフン
semiconductor(半導体)は、「半分」を意味する接頭辞 semi が、「導体」を意味する conductor に直接つながっています。
しかし、接頭辞の終わりと、後ろにつく語の始まりが、同じ母音である場合、読みやすさのためハイフンを入れて区切ることが多いです。
後ろにつく語が数字で始まる場合も、ハイフンで区切ります。
semi-independent(半独立(の))
pre-19th century(19世紀以前)
また、以下の接頭辞が付く場合には、ハイフンで区切ります(ただし、人によってはハイフンを使わないこともあります)。
- all-(すべて~):all-electric(オール電化)
- ex-(前の~):ex-wife(別れた妻)
- great-(1親等離れた):great-grandmother(ひいおばあさん)
- pseudo-(偽の~):pseudo-environment(擬似環境)
- quasi-(擬似の~):quasi-scientific(擬似科学(の))
- self-(自己~):self‐conscious(自意識過剰の)
- vice-(副~):vice‐president(副大統領)
数を表す場合のハイフン
21から99までの数字や序数をスペルアウトする場合
・・・, twenty, twenty-one, twenty-two, twenty-three, ・・・, thirty, thirty-one, ・・・、ninety-eight, ninety-nine, one hundred, ・・・
単位を表す語と組み合わせて名詞を前から修飾する場合
- a five-week vacation (5週間の休暇)
- a 82-yen stamp(82円切手)
分数を表す場合
- one-third(3分の1)
- two-thirds(3分の2)
ただし、人によってはハイフンを使わないこともあります。また、
- a third(3分の1)
のように a を使う場合にはハイフンは使いません。
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”ハイフンの使い方とルール”の添削例-
2015年9月24日 に添削された答案このネクタイは安い。 This tie is in-expensive.inexpensive という単語がありますので、ハイフンは要りません。
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2015年8月7日 に添削された答案このバーの店長はまだ25歳だ。 The manager of this bar is only 25 year-old.25歳 は 25 years old です。ハイフンを使い year-old と year を単数で使うのは、 My five year-old daughter is very bright. のように名詞の前に持ってきてその名詞を修飾する場合に用います。
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2015年7月7日 に添削された答案名古屋城は、愛知県にあります。 Nagoya-castle is in Aichi Prefecture.名古屋城は固有名詞ですので castle も大文字で始めます。またハイフンは要りません。
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2015年5月18日 に添削された答案私の7歳の娘はとても賢いです。 My seven years old daughter is so smart.単位を表す語と組み合わせて名詞を前から修飾する場合の数を表す場合にはハイフンでつなぐ必要があります。その際には複数形にしないというルールがあります。
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2015年5月18日 に添削された答案私の7歳の娘はとても賢いです。 My seven years old daughter is very intelligent.通常、「娘が7歳です」という場合は、My daughter is seven years old. とすることはご存知の通りかと思います。この場合、seven years old の部分は、My daughter = 7 years old の関係にあり、つまり「補語(句)」という位置付けにあります。一方で、今回の問題文のように、「7歳の」という、「娘」にかかる「形容詞」にするには、seven-year-old という具合に、1) ハイフンでつないで1語にし、2) year は単数のまま、にしておく必要があります。たとえば「徒歩5分のあの店」という場合も同様に that five-minute-walk restaurant となります。よく使える表現方法ですので、ハイフン&単数形でやることを覚えておきましょう。
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2015年4月8日 に添削された答案私の7歳の娘はとても賢いです。 My seven years old daughter is very clever.「7歳の」を言うには、ハイフンでつないで、seven-year-old としましょう。ハイフンでつなげるときには、(数字)-year-old となることにも注意しましょう。
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2015年2月9日 に添削された答案私の7歳の娘はとても賢いです。 My daughter who is seven-years-old is very smart.is のあとに置く場合は、ハイフンでつないではいけません。普通に3語で書きます。逆に、daughter の前に置いて daughter を修飾する場合は、1語にしてハイフンでつなぎ、year は単数にします(seven-year-old daughter)。
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2015年2月9日 に添削された答案私の7歳の娘はとても賢いです。 My seven year old daughter is very smart.「7歳の」は「娘」を修飾する形容詞のような役割となりますので、一語になるよう、ハイフンでつなぎましょう。また、つなぐ際には、もともと書いていただいたように、year は単数形のままにします。
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2014年10月27日 に添削された答案私の7歳の娘はとても賢いです。 My seven-year- old daughter is very clever.ハイフンでつなげた単語では間にスペースは入れません。
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2014年10月8日 に添削された答案彼はいつも人の悪口ばかり言っている。 He is always bad mouthing someone.動詞の「悪口を言う」はbad-mouth とハイフンで単語をつなぎます。
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